ワゴン車といえば根強い人気を持つ車種ですが、この「ワゴン」とはもともとは荷物の運搬用に使われる四輪馬車のことを指していました。
ワゴン車もこの例に倣い、貨物用の広いスペースが車内に設けられているのが特徴です。
ただし貨物専用車にはバンという別の名称があり、ワゴン車はこのバンの貨物スペースにシートを設置したものを指します。
つまり、貨物車と乗用車のハイブリッドと言えます。
こうしたことから、車選びを行う際は燃費や乗り心地といった基本性能に加えて、搭載可能な荷物の容量が1つのポイントとなります。
できるだけ大きいに越したことはありませんが、家族の人数や用途などに応じて適正容量を計算し、それに合った車を選びます。
その際、シートを広げた状態と格納した場合では当然ながら容量が異なるので、両方をチェックするようにします。