トランクが独立して突き出た形のノッチバックセダンは、いったいいつから始まったのでしょうか。
優雅なスタイルのクラシックカーなどには、そのような突き出て独立したトランクはありません。
そして、リアになんとエンジンを積んでいた時代も長くありました。
セダンの定義によってその歴史も変わってくるのですが、いま目にしているような形状のセダンは、1950年前後から登場してきたのがわかります。
おそらく1948年夏に発表されたフォードの1949年型が最初ではないかと思われます。
昔のアメ車などは、異常なほど長いトランクを持っていました。
日本車では、1955年に登場したクラウンや1957年に登場したコロナなどもセダンから始まりました。